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日本製ハイブリッドエコマシンガン打線が火を噴き米国に快勝!

  • 2009/03/23(月) 14:20:47

今大会で一番面白い試合だったのでスコアを貼っつけておこう。

米|101|000|020|4
日|010|500|03x|9

1表、先発松坂が先頭打者本塁打被弾(´・ω・`) 。2裏城島の右犠飛で同点に追いつくが3表に松坂が連打を浴びてまたリードを許す。1表の本塁打は内角低目に直球系を2球続け(カットボール、シュート回転の直球)、3表の1点適時打も外角低目のスライダーを2球続けて、ともに2球目を痛打された。同じコースへの「投げ直し」を要求した城島のリードが裏目に出た形。このリードは、ツボにハマると相手の裏をつけるので有効なのだが、強打者が揃う打線相手にやるのはリスクを伴う。相手構わずスタイルを変えない城島らしいっちゃらしいが・・・

今日の試合のポイントは2点。

1.米国先発・オズワルト(昨季17勝)にいかに球数を投げさせて早く引きずり降ろすか。
2.日本が先制、リードする展開で必勝継投に持ち込めるか。

しかし1点リードされた4裏、日本打線がまさかのマシンガン化したw
稲葉・ガッツの連打から福留が二塁強襲のヒット(記録は二塁手の失策)、さらに城島の2打席連続犠飛、岩村1点適時3ベース、川崎1点適時右前打、中島1点適時2ベースで一挙5得点www オズワルトを3.2回66球でKOし日本6-2米国と大逆転。このマシンガンは最高に痛快だった!

日本6-4米国と2点差に迫られた8裏には先頭ドメ四球から送りバント、岩村凡退で二死2塁から9番川崎が遊ゴロ。しかし米国キャプテン・名手ジーターがまさかの一塁悪送球で福留の代走・片岡が生還wwww この1点はメチャメチャ大きかった! ムネリン最高! 抱かれたい俊足No.1だ(笑)。

さらに1番イチローがこの日初の右前安打で川崎が生還、2番中島も右中間へ「らしい」1点適時2ベース、イチローが生還しダメ押しの9点目。この回の攻撃も最高だった! 野球の神様が「日本勝て」と言ってるような展開。

■今日のスタメンオーダー
1番9イチロー
2番6中島
3番7青木
4番DH稲葉
5番3小笠原
6番8福留
7番2城島
8番4岩村
9番5川崎

2006年WBC優勝の原動力となった9番川崎→1番イチローが大復活!

投手陣は松坂→杉内→田中→馬原→ダルという継投。杉内は絶好調維持、マー君は米国3番DHロリンズに直球勝負してw3ベース食らったが他を抑えて7表を1回無失点。フォークのキレが素晴しかった。

4番手馬原は米国打線にフォークを見極められ非常に苦しい投球。1四球2安打で2失点。最後はアップアップだったが8表を投げきらせた原監督は鬼。

5番手はなんとダル。球児もアップしていたが、5点差だからダルなのか、球児が不安だったのか・・・僕は後者だと思う。今大会の球児は直球・フォーク・カーブ全ての球が良くない。さらに同タイプの馬原が抑えられなかった、その馬原と同じタイプの投手を続けるリスク、米国打線には直球勝負より変化量の多いダルのほうがいい、などの理由でダルを投入したのではないだろうか。点差はあまり関係なく、たぶん2点差でもダルでいったと僕は思う。

米国は2番手~4番手まで左投手をつなぎ、日本はこの左腕3人に3.1回で2安打・6三振・0四球とほぼ完璧に抑えられた。相変わらずの左腕苦手病は残っている。この点は心配。

米国は9表ジーターの一塁悪送球をカバーした二塁手ロバーツの好守(あやうくイチローが二塁でアウトになりそうだった)やロリンズの盗塁など、前回よりスモールな部分を見せていたが、右翼手ダンの超緩慢プレーや9安打5四球10残塁の拙攻もあり、なんとも「もう一息」な野球だった。

日本は非常に気分の良い勝ち方で決勝進出。相手は今大会5回目の対戦となる韓国で少々ウンザリだが、連覇まであと一歩。悔いの無い最高の戦いをしてほしい。

【3/22 準決勝 ○日本9-4米国】

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