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守りで見せた! 中島・城島、そしてデブ村田w

  • 2009/03/10(火) 00:40:33

2勝勝ち抜け、と聞いていたのでなぜまた韓国と決勝戦をやるのかよくわからなかったが、今回から「ダブルエリミネーション」という変則トーナメントになったせいだ。前回2006年のWBCは1組4カ国総当りの1次リーグ&2次リーグ、そして決勝トーナメントという流れだった。変則トーナメントと言ってもさほど複雑ではなく、単純に「敗者復活戦」を取り入れただけなので、五輪柔道の3位決定戦とかと同じやり方、という理解でよさそうだ。

で、その決勝戦である。まぁかなり通好みの投手戦で僕は結構楽しめた。すでに日韓とも2ndラウンド進出を決めているので、純粋に良い内容の試合をやろう、という意識が両チームからにじみ出ていた気がする。

とにかく両軍の投手が素晴しかった! 日本は先発岩隈のシュート・スライダー・フォークが良く、制球も素晴しかった。2番手杉内は今日も好投。

3番手馬原は7回表一死2、3塁の大ピンチで韓国の主砲の5番打者イ・デホを遊ゴロ併殺に打ち取った。低目の直球で力でねじ伏せた感じでよかった。この併殺は6-2-5で完成。中島・城島・村田の連携の良さが光った。

4番手はダル。課題のスライダーのキレ・制球とも素晴しく、2ndラウンドに向けて会心の内容。5番手山口は打者1人に四球で交代。本人はだいぶションボリしていたが、ベンチではみんながポンポンと山口の肩や背中を叩き、ムードはかなり良かった。代表の重圧は凄いから、まずは場数踏むことだ。

最後6人目は球児。今日も直球が145キロそこそこ、フォークもすっぽ抜けてまだまだな状態だが、それでも抑えるのはさすが虎の守護神。本番ではシャキッと頼むぜ~!

しかし岩隈(2008年)、杉内(2005年)、ダル(2007年)と3人の沢村賞継投ですよ!!! こんなんWBCじゃないと絶対観れないって(笑)

打線はイチローが韓国のもう一人の左腕エース柳賢振(リュ・ヒョンジン)から初対戦で中前安打したのが収穫。この投手は巨体で直球150キロ、しかも制球良しという手に負えない投手だが、それをヒットするのだからイチローの状態は悪くない。

守備面では城島・中島の連携で二塁走者を牽制死させたり、城島が座ったまま一塁に牽制球投げたり、中島がポップフライ捕球後矢のような送球で一塁走者を刺して併殺とったり、と随所に光るプレーが見られた。守備の評判が芳しくない(僕もあまり評価してなかった)中島だが、この大会期間中、一試合ごとに大きく、確実に成長してるのが明らかだ。大会後はとんでもない大選手になってるかも(笑)。三塁デブ村田も右へ左へ腹ダイブを見せて目だってました(爆)。

日本は6安打で0点、韓国は4安打で1点。惜敗だったけどかなり内容のある試合だった。良い感触でアメリカに行ってらっしゃーい!(今晩0時のチャーター機で米国に移動だとか。乙w)

【3/9 ●日本0-1韓国】

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