2ntブログ
ブログパーツ

中畑の打撃指導が生んだ山田3連発www

  • 2015/10/28(水) 02:01:59

■ヤクルト山田「びっくり」 空港でバッタリ中畑氏から打撃指導

 ヤクルトの山田哲人内野手(23)が27日から本拠地に舞台を移して行われる日本シリーズ第3戦での巻き返しを誓った。この日、福岡空港から航空機で帰京したが、同空港でDeNAの中畑清前監督(61)から、本来の打撃が影を潜めている点を指摘された。2試合で7打数1安打でチームも連敗。本拠地に戻り、打棒復活と反攻への1勝を目指す。

 連敗の中、打線が2戦で挙げた得点はわずかに2。第1戦の敗色濃厚となった9回に出た畠山の左越え2ランだけに終わった。強力打線が影を潜めている打線の中で、鍵を握るのはやはりこの男だ。杉村チーフ打撃コーチは「山田が打つことがチームの一番の薬」と期待。山田も「ホームに帰るので多少は有利になると思う。勝ちたい。真中監督がいつも言っているように前向きにいくしかない」と第3戦へ視線を向けた。

 杉村チーフ打撃コーチは「山田は(調子は)もうひとつだが、神宮に帰ったらティー打撃も含めて通常のルーティンができる」とも言った。今季のヤクルトは神宮で44勝22敗1分け、勝率・667と圧倒的な強さを見せた。打率・373、23本塁打と打ちまくった山田は「神宮に戻るとやっぱり落ち着くし、集中できます」。自らの庭で戦えるアドバンテージを最大限に生かす。

 この日、福岡空港の出発ロビーでは「てっと!」と予想外の人間から声を掛けられた。声の主はDeNAの中畑前監督だった。椅子に座った先輩の言葉に何度もうなずく光景は約3分間にわたった。「これまであいさつ程度だったので、びっくりしました。気にかけてもらってうれしい。参考にさせてもらいます」。山田によると、アドバイスの内容は(1)高めに手を出しすぎていること(2)もう少し上から球を叩くこと――だという。2試合で7打数1安打。第2戦の4回に右前打を放ったが、安打狙いのコンパクトなスイングだった。6度の凡退も全て平凡な飛球に終わっていた。

 中畑前監督にとっては歯がゆかったのかもしれない。第2戦ではテレビのゲスト解説を務めたが、今季、DeNA戦で打率・404、8本塁打した驚異的な破壊力が影を潜めていた。「引っ張らずに逆方向を意識しすぎて打たされている。しっかり振っていないから力負けしてポップフライになる」と分析。「相手からすれば全く怖くない」と語った。

 かつての敵将からもらったアドバイス。セ・リーグの代表として、山田も気持ちを新たにした。

スポニチWEB [ 2015年10月27日 05:55 ]

---
■ソフトバンク王手ならず…山田に3発被弾、シリーズの連勝止まる

 本拠地2連勝で敵地・神宮に乗り込んできたパ・リーグ王者のソフトバンクだったが、セ・リーグの覇者ヤクルトに競り負け、今シリーズ初黒星。阪神と対戦した昨年の第2戦から続いていた日本シリーズでの連勝が6で止まった。

 初回1死二、三塁のチャンスを逃したソフトバンクはその裏、先発の中田が山田に先制2ランを被弾。2回に2死二、三塁から杉浦の暴投と福田が右前適時打で同点に追いついたものの、3回には中田が山田に2打席連続となるソロを浴びた。

 4回に今宮の中越えソロで同点とし、さらに5回には明石に中越えソロが飛び出して1点を勝ち越したが、その裏、2死一塁から救援した千賀が山田に3打席連続アーチとなる左越え2ランを浴びてヤクルトに逆転を許した。

 6、7回は走者を出しながらも盗塁死でチャンスを逃し、8回には4番手の五十嵐が畠山に左越えソロを被弾するなど3失点。9回の攻撃はヤクルトの守護神バーネットの前に3者凡退に終わり、2年連続日本一へ一気に王手をかけることはできなかった。

スポニチWEB 2015年10月27日 21:55

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する